こだわりと釣果の狭間で・・・。

Kenny

2021年07月16日 22:03

いつかもブログに書いたかもしれないことだけど…。
やっぱりここにぶち当たったので、
一応徒然なるままに書いてみたいと思う。





とにかく魚を釣りたいなら、
エサにはかなわない。
フライといい、ルアーといい、
疑似餌を使う以上は如何に騙せるかを楽しんでいる。
例外もあるが、
殆どは食べるためではなく、
ファイトを楽しんでいるだけ。
「食べないのに釣りをするって、意味がわからない」
な~んて同僚に言われたっけ。


フライフィッシングの始まりは、
ドライフライ・フィッシングだった。
それしか知らなかったし、
それが面白かった。
北海道に来て、
ウェットフライの釣りと出会い、
釣果が変わった。
「ドライには出ないヤツが水中にはたくさんいる。」
サイズも大きいのが釣れるようになった。
10年ちょっと前にブログ全盛期だった頃、
他の人のブログからアメマスがたくさん釣れる川を知った。
近くの勝手知ったる川でしか釣りをしてなかったから、
そんなにたくさんアメマスが釣れる川があるなんて知らなかった。
はっきりは書いていないブログの記事を頼りに、
新たな川へ行きポイントを探した。
たくさんのフライマンが、爆釣していた。
ルアーマンは指をくわえて帰って行った。
ウェットの僕は、
爆釣フライマンの1~2割しか釣れなかった。
釣れている人はみんなルースニングだった。
「フライでウキなんて・・・。」
ずっとそう思っていた。
でも、
あまりにも釣れているので、
やってみた。
僕のしょぼいニンフでもルースニングにした途端、
連発した。
あっという間に30本釣れた日のことは、
未だに忘れない。


程なくして、
遡上アメマスの釣りに出会う。
目の前に、
今では見ることのできなくなったおびただしい数のアメマスがいる。
今までルースニングで釣れていたフライを投げても釣れない。
後から来たフライマンが、
あっという間に釣り上げたと思ったら連発。
エッグだった。
「エッグなんてフライじゃない!」
ずっとそう思っていた。
でも、
あまりにも釣れているので、
フライボックスの中から一応作ってあったエッグを取り出し、
結んでみた。
一発だった。
同じシステム、同じフライでやっても、
淵では見向きもしないのに、
瀬に入っているヤツはガンガン食ってきた。


僕のこのブログを見てくれていた道東のスペイおじさんから、
スペイキャストを教わった。
できの悪い生徒なもので、
未だに褒められない。
しかし、
スペイキャストを知らなかったあの頃から比べれば、
フライで釣りの出来るポイントは広がったし、
釣果は抜群に伸びた。
バックが狭くても釣りになる。

ずっとフライばかりやっていたのに、
10年間に突然ルアーもやり始めた。
率直にやってみたいと思ったのもあるが、
爆釣のフライマンを見て指をくわえて帰って行くルアーマンが、
本当にそうするしかなかったのか知りたかったからだ。
身近なルアーマンの殆どは、
ミノー使いだった。
スプーンやスピナーで釣っても、
「ミノーで釣りたかった」なんて言っている。
でもそれは、
「やっぱりフライで釣りたい」と思っている僕と同じなんだろう。

ルアーを始めて、
かなり早い段階で僕はワームを使い出した。
ブログではitem-Wって書いてた。
何故使うようになったか。
それは、
フライでやっていることをルアーで実現するのに、
一番早い方法だと思ったからだった。
底に定位しているアメマスにフライを届けるルースニング。
ルアーマン達は、
一様にキャストしてすぐ巻く。
重めのミノーやスプーンを使っても、
僕の見解では「底は取れてない」。
追ってくるような魚がいないのに、
魚のところにルアーを届けてない。
それでは釣れないのは当たり前では・・・。
ワームは一撃だった。
もちろん、
日によって、川の色によって、
釣れるワームは変わってくる。
でも、釣れた。
今年の春、
フライを封印してルアーロッドを持って、
何度か地元河川に行った。
ワームも封印して。
でも、
ポイントを間違えず、
これだと思ったカラーのスプーンをしっかり沈めたら、
ちゃ~んと魚は食ってきた。
何本も、何本も。
ミノーも試してみた。
釣れた。
カラーも関係していたと思うけど、
はっきりと言えることは、
「フライのルースニングの流し方と同じ釣り方をルアーでやっている」
ということ。

別の日。
フライをやってる僕の目の前で、
流れを横切るスプーニングをしている若者がいた。
僕の3倍は釣ってた。
あの日は、
完全に横の動き、流れを横切るモノへの反応が
強い日だった。
それを見つけた彼の腕に感服する。
ルースニング的なスプーニングでは、
きっとダメだっただろう。
いつもいつも同じ釣り方がベストとはならない。
それはフライもルアーも同じ。
目の前であれだけ釣られたら、
流石にあっちが「正解」かと思い、
ちなみにこの日若者が帰った後、
時間をずらしてルアーにチェンジしてみたが、
見事にノーヒット。
タイミングかトレースコースか、
それともルアーかカラーか・・・。

あえて「正解」という表現をしてみたが、
ここが釣り人それぞれによって考え方の分かれるところだと思う。

前述したように、
「ミノーで釣りたい」と思っている人は、
やはりミノーで釣りたいのだ。
「フライで釣ることに価値がある。」
そう思っている人はフライに徹する。
「マーカーを使った釣りは管釣りの釣り方だ」と思っている人は、
大自然の中ではルースニングをしない。

でも、
自分にさっぱり釣れなくて
隣でバンバン釣られていたらどうだろう。
いつまでもこだわっていられるだろうか?

こだわりと釣果の狭間・・・。

もちろん、
フライやってる人に「ルアーに変えたらどうですか?」とはならない。
ただ同じフライやっているのに、
釣果が違ったらどうだろう。
同じルアーやってて釣果が違ったら・・・。

僕は釣りたい!
釣って釣って釣りまくりたい!
だって、
隣で釣れて自分に釣れなかったら悔しいもの。

でも、
「これで釣りたい!」って思ったら、
やはりそれで釣りたいのもまたしかり。

秋のドラワカシーズンに、
隣でルースニングで釣られてもやりたいとは全く思わない。
先日A湖でドラワカの釣りをしている時にも、
引っ張ったり、サイトだったりで釣果を上げている人もいた。
でも僕はドラワカにこだわった。
だってその釣りを楽しみに来ているんだから。


でも、別の日。
その日は、もうドラワカで出ないなと思った。
だからルースニングに変えた。
すると、
あっという間に釣れた!
しかも、デカいのが!

こだわりと釣果の狭間・・・。

ポイントの選定というか立ち位置についても言えると思う。
時々、どうしてそこに立ってるんだろうって思う人がいる。
「そこ、魚の目の前ですよ。」
「そこ、魚の通り道ですよ。」
「なんで魚いる場所に立ってるの?」
可能ならお伝えしたい。

お伝えしたのに・・・って場合もある。
「このカケアガリに魚ついていますよ。」
「あのバブルラインから魚は出ますよ。」
「あの落ち込みや崖の際に魚はついています。」
そこまで伝えても、
落ち込みの横に立ってみたり、
伝えたポイントを攻めなかったり。
きっと人それぞれ攻めたい場所とか、
キャストしやすい角度とかがあるんだろうなあ。

キャストについてもそう。
僕も大して上手な方ではないと思うが、
人のを見ているととても勉強になる。
何度もフォルスキャストをして水面を叩く人。
何度もフォルスキャストをして後ろに引っかける人。
下手クソなりにスペイを覚えて良かったなあと思う。

もちろんスペイだって、
水面をバシャバシャやり過ぎて魚を遠ざけちゃっている人もいる。
それを嫌って近づかない人を何人も見てきた。
人までも遠ざかっちゃった。

なんかまとまりがなくなってきちゃったな。

とにかく僕は少しでも魚が釣れるようになりたい。
そのために、
キャストに問題があるなら練習するし、
立ち位置が悪ければ変えてみる。
フライが悪ければいろいろな情報を得ながら改良するし、
タックルのメンテもする。
当たり前のことかもしれないけど、
「なんでアイツだけあんなに釣れてるんだろう?」
っていうくらい釣れるようになりたい。
時にはこだわりを捨て大きく方向転換をしながら。
時にはこだわりを大事にしつつ進化をさせ・・・。
より釣れる、
より楽しい釣りを、
これからも模索し続けていく・・・。



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